レジンでヒトダマドリのアクセサリーを作るには、原型を作ってから自分でモールド(型)を作ることになるのですが、その為には良いモールドを手に入れるて参考にしようと思います。
そこで色々と調べた結果、ハンドメイドらぼさんが良さそうという事で一つ購入してみました。
モールドの所感
まず手にして思ったのが、金額相応に良さそうだということです。
以前に水滴型のモールドをPartsClubで購入したのですが厚みがないのでそれ単体で扱うというより複数作って1つの作品にするような感じがします。
私がやりたいのは、それ単体で表現したいのでハンドメイドらぼさんのモールドが向いていました。
という事でシンプルな作品を作ることにしました。
まずは1層目として表面ように透明のレジン液を塗って硬化します。
色々と試してみたのですが、さいしょから厚く作ってしまうと私のUVライトでは十分に光が届かずに表面にヒビが入ってしまったり硬化されずに欠けたようになってしまうので、まずは最表面を作成します。
購入した、モールドが水滴の形なので薄めの青を使って透明感をだしてみました。
他のレジン液を知らないので対比ではないのですが、人魚の涙は硬化後に綺麗な透明が出るので透明感のある作品を作るのであればおすすめ出来ます。
気泡が入ってしまいました。
エンボスヒーターを持っていないので上手く気泡が抜けませんでしたが、今回はお試しですので水の中の気泡として妥協しておきます(笑)
両面を貼り付けての硬化です。
このモールドの最大のポイントはこの貼り付けが綺麗に出来ることです。
凹凸がガイドになってズレなく貼り付けることが出来ます。
目視で貼り付けを行うと、硬化中にレジン液で滑ってずれてしまうのですがモールドがしっかりとしているので安心して硬化できます。
接続面を研磨して綺麗に整えた後に、レジン液をもう一度塗って硬化しています。
水のような揺らぎを表現したかったので、少しムラをもたせた塗り方をしてみました。
もしムラの無い表現を望むならエンボスヒーターで吹いてあげる必要があるようです。
完成したのがこちらです。
ヒートンが斜めに入ってしまいました。
水滴に頂点がキツすぎて穴を真っ直ぐに開けられませんでした。
ヒートンを入れるのにはひと工夫必要になりそうです。
少し角度を変えたのがこちらです。
まだまだ、作品としては荒いで人にあげられるレベルではないですが。個人のペンダントヘッドとかキーホルダー程度になりそうです(笑)
水滴の形は好きなので購入しましたが、宝玉をイメージした作品を作るなら球体の方がいいですね。
球体のモールドも購入してみようと思います。